ざ っ く り コーヒー

スペシャルティーコーヒーの世界をざっくり紹介。

好きなコーヒーを見つける方法をざっくり その1

コーヒー豆はどれを買えばいいの。違いってどんなものがあるの。コーヒーには誰にでもわかる味の違いがあります。今回は、誰でもわかる香りの選び方についてご紹介します。スペシャルティコーヒーには大きく分けて3つの香りがあります。

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ベリーのような風味

コーヒーには、ブルーベリーやストロベリーのような味のするコーヒーがあります。
 
これは主にナチュラルという方法で作られたコーヒーに感じられる風味です。
ナチュラルとは、コーヒーの実を乾燥させて、その後に実から種(豆)を取り出す方法です。
実のまま乾燥させることで種まで実の味がつき、まるでベリーのような味がします。
 
今ではこのプロセスに色々な手を加えてより強い香りを作ったり、このプロセスで作られてこなかった品種のコーヒーに試したりと色々なテイストを生み出そうと挑戦がなされています。
 
キーワード:エチオピア ナチュラル、ブラジル ナチュラル、コスタリカ ナチュラル
 

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フローラルな風味

質の良いコーヒーには、上品な良い香りがします。
その香りがフローラルです。
アフリカ(特にエチオピア)のコーヒーに良く見られるフレイバーなのですが、他の産地でも見られます。
コーヒーはもともとアフリカの植物と言われているのでどこのコーヒーにもフローラルな香りが潜在しているのです。
 
最近話題になったゲイシャ。
スタバで1万円で販売されて話題になったり、コンビニコーヒーにも登場して話題になりました。
このゲイシャという品種のコーヒーは、まるで香水のような圧倒的なフローラルの香りがします。
これもアフリカで見つかった品種です。
 
近年の飛躍的な技術進歩によって、一部のナチュラルのもこのような香りを感じますが、一般的にはウォッシュトという精製方法で作られたコーヒーに感じられることが多いです。
ウォッシュトとは、実を綺麗に洗った後に種(豆)を乾燥させる方法です。
 
キーワード: エチオピア ウォッシュト、ゲイシャ、パナマ ゲイシャ ウォッシュト、ルワンダコスタリカ(標高が高く最高品質なもののみ)
 

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フルーティな風味

良いコーヒーにはフルーツの香りにたとえて味を表現することがおおいです。
その中でもまさにフルーツジュース!と叫びたくなるようなコーヒーがあります。
 
まずよいアフリカのコーヒーには間違い無くこの香りがあるでしょう。
ケニアのコーヒーにはトロピカルフルーツのような風味があります。
 
また、パカスやパカマラといった品種のコーヒーには圧倒的なフルーツ感を感じるコーヒーがあります。
このコーヒー豆を使って一躍有名になったエルインヘルトというグアテマラの農園。
ここのパカマラは世界中を驚かせるマンゴージュースのような味を作り出しました。ここのパカマラ、一度飲んでみてください。驚きの味と価格です笑
 
キーワード: ケニア、パカマラ、パカス、エルインヘルト パカマラ
 

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コーヒーには色んな風味があります。中には、なかなか感じにくいものもあります。
でも、上記の選び方をすればオンラインショップや通販でコーヒー豆を買っても失敗しません。
香りをもとにストレートのコーヒーを飲み比べてみるのもコーヒーの楽しみ方のひとつかもしれません。